ピースメイカーの感想です。
「ザ・スーサイド・スクワッド”極”悪党、集結」から続く物語で、ピースメイカーが主役でスターフィッシュ計画での負傷から一命を取り留めたピースメイカーが新たなバタフライ計画に挑む様子が描かれている。
ネタバレ込みで書いていきますが、結構グロと下ネタが多めです。ジェームズガンが全ての脚本を担当しており、5/8の監督もジェームズガンです。”クソ”と発言を普通に沢山出てくるのでそこら辺が苦手な方は注意を。1話1話の爽快感も良くて、キャラ同士の掛け合いも非常に面白い。ピースメイカーの掘り下げがされており、過去の兄弟との喧嘩で殺したことからトラウマになったり、白人至上主義の父親に育てられていたりしていたりしてピースメイカーの人格になっていて差別的な発言などもしているが内面を考えるとただ単に何も考えていない訳では無い。苦悩しながらも平和を願って戦ってる事が分かります。この人間的な感情が最高です。仲間と触れ合うことで内面が出るのが良い。
ビジランテが凄く狂っていて良くて、正義のためと言って殺人に躊躇なくて空気読めない発言が多くて裏が読めなくてヤバい。ふざけている時は本当に何の考えもなくて空気もよまずにふざけているのが怖い。アクションシーンやデザインは格好良い。
最後のラストシーンが、鷲とも幻想だけど父親ともバタフライとも差別をせず過ごす様子が描かれているのが良かった。
ちょっとしたサプライズとしてフラッシュとアクアマンが本人で出てきてびっくりした。本当にちょっとですが。
シーズン2が決まって、DCEUからDCUに代わる世界でどのように変わるのか楽しみです。