コカイン・ベアの感想です。実在した事件を基にした作品ですが、基の事件ではクマはコカインを摂取して死んだんですがこの映画は生きて活動するという殆ど違う感じです。
あらすじ
運び屋がコカインを森に投下して、運ぼうとするが失敗。そのコカインをクマが摂取する。コカインを回収する人物や、暴れたクマを討伐する人物、森へいった息子と娘を探す人物。それぞれの登場人物たちが交わりあう。
ネタバレ少なめの感想
コカインを摂取したクマが暴れる映画!グロいシーンも多め!クマはひたすらコカインを求めるだけで殺そうとして暴れてるわけでは無い。だけどコカインを求めて殺すことはあるという感じでバランス感覚として面白い。けど、コカインを摂取したクマの動きで変わった動きといえば少しだけ木に頭をぶつける程度でコカインを摂取したからの特殊な動きが無いように感じた。コカインが無い普通のクマでも成立するのでは?と。
それぞれの登場人物たちの動きは丁寧で、まともです。そういう意味では少し物足りなさを感じました。
襲うシーンのグロさとか面白かったです。ストーリーも誰視点で動いているのかが分かりやすい。麻薬王の部下たちの掛け合いが特に好きです。
ネタバレ多めの感想
一番好きなシーンは、事務所のシーンから救急車のシーン。ここら辺がクマと対峙してクマという恐怖に立ち向かってる感じが強く出ていて好きです。そして、クマが近くにいるという恐怖感の演出も最高。救急車で逃げているときにクマが全速力で走っているシーン、そして救急車に乗り込んでくるシーンも迫力があり、救急車から投げ出されたグロいシーンもこだわっていて良いです。
最後の洞窟らへんのシーンで、クマがコカインを摂取して復活するシーンは何故!と思ったがノリは好き。最後のオマケシーンでのクマはいまだに無事で襲うのは、ホラー感があって良い。