鬼・武の里の感想ブログ

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ブルービートル(映画) 感想

 デジタルレンタルで、DCEUであるブルービートルを観ました。日本での劇場公開はされず、吹替も無く字幕のみになった映画作品でしたが楽しめました。

 ネタバレ込みで書いていきます。

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 簡単なあらすじは、大学を卒業して故郷に帰ってきたハイメ・レイエスが故郷の状況を知って職探しをします。あるきっかけで、スカラベを入手して。

 ストーリーは、スカペラを手に入れてブルービートルになったハイメ・レイエスがコード社のビクトリアの計画を阻止できるかという感じですが、家族との物語がありこのノリが結構よかった。特におじさんが凄く良いキャラでした。家族は、最初の方は雰囲気をよく感じなかったけど後半から好きになりました。

 話の展開としては、前半がブルービートルの力を手に入れて戸惑うパート。中盤が家族を守るために戦うパート。後半からが敵の野望を止めるために戦うという感じで展開が変わっていくがキャラの感情移入が分かりやすく非常に観やすかった。シンプル気味で意外性は無いので、物足りなく感じる可能性もありますがヒーローとして最高です。

 ブルービートルの戦闘シーンは、自分が想像したものに手が武器に変形するというので、銃は勿論、剣もあり飽きずに楽しめました。ブルービートルのデザイン自体もシンプルで、体ごとが改造されているという事で仮面のような顔も少し表情があったりと格好良い。他の戦闘シーンとして、マシーンが出てきて家族が攻めるシーンもありますが、あそこら辺の強いノリも結構好きです。

 個人的に一番好きだったのは、主人公とカージーの関係性で最初はカージーが殺そうとしているのを主人公が止める流れだったのが、後半では怒りに任せて殺そうとする主人公をカージーが止める流れになって、ここの関係性が非常に良い。後半の戦闘シーンで、戦闘中の掛け合いも良いし、最後のシーンでもコメディ的な感じに反応があったのも良い。

 エンドロールの途中に映像があり気になりますが、残念ながら続編は現時点は無さそうな感じが。

 DCEUが終わりDCUになりますが、DCUにブルービートルが出るのか?気になりますし、もし出てもまたリメイクされるのかどうか。今回がオリジンとして結構好きだったから、活躍を観たい気持ちがありました。