キャビンの感想です。予告映像はありますが、ネタバレ要素が結構多めなので視聴するときは注意を。終盤あたりまでのネタバレがあります。
あらすじ
森の別荘へとやって来た大学生の男女5人。彼らは別荘で楽しく過ごしていたが地下室で発見した謎の日記がきっかけで仲間たちが次々と殺されていくことに。
ネタバレ少なめの感想
ネタバレ少なめで書きたいと思うが、本当に何の情報も知りたくなかったらそのまま視聴して欲しい。この映画は、あらすじの時点であれ?と思った人もいると思うがこのあらすじは結構隠しており本編を見始めたら分かると思うが、この主人公達の行動を監視している組織が出てくる。そして、その組織が主人公たちをホラー映画のようなシチュエーションで苦しめている。
このホラー映画の構造が面白くて、主人公達側の映像はベタなホラー映画をなぞっておりゾンビから逃げている。そして、それを組織が観ている。その組織も目的があって観ていて、そして行動をコントロールしている。その様子が非常にふざけてる感じで主人公たちが必至なのに笑ってたりしている。この様子にむかつくが、ホラー映画を見ている視聴者のようだ。
これが交互に映し出されていて、どのような結果になるか非常にドキドキしました。
ネタバレ多めの感想
最後に、主人公たちが組織に気づくのですがそこには大量の化けもの達が!しかも、あのホラー作品に出てくるキャラに似ているのがちらほら。ここから急展開になって、化け物達が一斉に解き放たれるのですが、このシーンの迫力が凄い!それぞれ個性的な動きで人間たちを殺していく。画面はカオスです。
オチも、個人的に好みで結局こうなるんだよね、と。
少し気になったのが、今回の儀式はわざわざこの方法じゃないと駄目なのかなぁ?という感じで最後は銃で殺そうとしてきたので。まぁ、追い詰められていたので殺さないよりは殺した方を選んだ感じでしょうが。
洋画のホラー映画を視聴したことがあるなら、オススメの作品です。前半の前振りが結構長いですが、1人が殺されてからはテンポよく物語が進んでいきます。