ブレット・トレインの感想です。R15なのでグロい描写はありますが、あっさり気味でコメディ色が少し強めのアクション映画でした。
あらすじ
仕事のために東京発京都着の超高速列車に乗った運が悪い殺し屋であるレディバグが、しかし同じ列車には他にも殺し屋が。殺し屋たちによって起こる、最悪な状況とは?
ネタバレ少なめの感想
日本が舞台でありますが、リアルな日本描写ではありません。海外が想像する日本っぽい描写を再現しています。これはわざとらしくて、そこら辺も面白い舞台設定ではあります。正直、今回の話が日本である必要性は薄かった気がします。しかし、登場人物に日本人がいたり、日本なら刀でしょ!というアクションが最高でした。
基本的に列車の中で物語が進んでいき、時々駅に止まったりなども含めて列車ならではの描写が面白い。想像以上にコメディ色が強くて会話も面白くて引き込まれていく。アクションも列車ならではで良い。個人的にレモンとみかんが好きです。
ストーリーも、過去の描写も含めて繋がっていく感じがあり徐々にこのキャラはこんな事を考えてたんだ。このキャラはこんな事をしてたんだ。となる感じが良い。
ネタバレ多めの感想
主人公は運が悪いなぁ。始まりの時点で運が悪かったと。今回の事件は全て仕組まれたことだったんだけど、主人公はただ巻き込まれただけ。運が悪い要素をここまで出してくるとは思わなった。
BGMも良くて終盤で、ヒーローが流れたときは驚いた。
コメディな雰囲気がありながらも人は結構死ぬ。殺し屋の映画なのでそうですが、この世界観が凄く良い。トーマス例えも結構好き。
まぁ、ツッコミどころとしては流石に他の乗客やスタッフも気づくでしょ?という感じだったけど面白いから良いか。