鬼・武の里の感想ブログ

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「ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕」 感想

 「 ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕」とは、月間シリウスで2017年1月から2018年4月まで掲載されていた作品であり残念ながら打ち切りのように終わった作品で全3巻ですが3巻が紙の本で発売されておらず電子のみという形になっております。ストーリーは「オズの魔法使い」のオマージュが多く、怪獣要素は少しある程度でモチーフも知っていたらわかる程度が多くてウルトラ怪獣擬人化作品は基本的にウルトラパロディが多くて知らなかったら楽しみにくいと感じなのに対してこちらは知らなくても楽しめる作品になっている感じが個人的におススメです。

 

1巻の感想

 主人公の二人がツインテールというところに驚き、出てきた魔女のモチーフがプレッシャーという所に驚きました。最初は旧ペダンシティに到着でそこでキングジョーモチーフのお嬢にあいますが、ここにも背景に怪獣たちが結構そのまんまの姿であり小ネタも楽しいです。そこからミクやガラ子などのキャラ達に会っていくストーリーも非常によくそれぞれの世界観での話がありキャラ達も個性豊かで、ほぼ怪獣そのままの姿で出たりするキャラがいたりと良かった。

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2巻の感想

 最初に今までの振り返りと各キャラの関係がしっかりと描かれており、その次にまさかのブースカとチャメゴンの擬人化キャラの登場に驚きました。しかも結構重要キャラで、この作品の真実が分かったりと非常に物語が進み興奮しました。

 また、新しい世界にいっての話も1話でインパクトがあり好き。

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3巻の感想

 最初に、マグマ星人とローランの擬人化キャラが出てくるがもう終わった後で、この2人のキャラの話を見たかった感があって少し残念。そこからダダ達がいる所にいくのだがそこから最終決戦になりヒナとナタとの関係をしっかりと書ききったのが凄く良かったのですが最終決戦に様々な本編に出なかったキャラたちが沢山あって元ネタ探しが楽しいけどやっぱり様々な話を見たかったなぁと。

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全体での感想

 全体を振り返ったときにキャラたちのデザインが今までのウルトラ怪獣擬人化とは違う方向性でしかも珍しいのがいたりと新しい面白さがあった。そして、話も主要キャラ登場回と最終決戦とかで単独の話が少なかったのも悲しかった。この形式でもっと色んな世界を見たかった気持ちが強いですが3巻とうことできれいに纏まってるとも感じられる。

 ウルトラ怪獣擬人化計画計は完全に終わったが、またリベンジで復活して欲しいと願います。